鼻
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こんにちは。
高円寺こうしん接骨院の田上です。
飲食店で出会った方が、鼻づまりの解消に、「内視鏡下下鼻甲介切除手術」を受けたと話していました。
鼻づまりで手術をするなんてと驚いて調べたところ、
①通年アレルギー性鼻炎により下鼻甲介粘膜の膨張が続いて、空気の通り道を塞いでしまった。
②鼻中隔湾曲症のため骨が突出して片側の鼻腔を狭めてしまうなどが原因となるようです。
「内視鏡下下鼻甲介切除手術」とは、下鼻甲介粘膜に局所麻酔薬を注射し、マイクロデブリッダーという機器を用いて、内視鏡で観察しながら下鼻甲介粘膜の外側を切除し、下鼻甲介の体積を縮小することで空気の通り道を広げ、鼻づまりを改善する手術です。
レーザーによる下鼻甲介粘膜焼灼術と異なり、永続的な効果が得られるそうです。
ただし、リスクも考えなければいけません。鼻の形が壊れた状態を「エンプティーノーズ」といい、鼻が本来備えている、温度、湿度を上げて異物を取り除く空気清浄機の役割が失われてしまったり、鼻腔の空気抵抗が低下して、鼻から吸気していることが感じられないといった副作用があります。
花粉症を根本改善する手立てのひとつになるのかもしれませんが…。