腰痛の症状や原因とは?痛みを和らげる方法や予防方法を解説
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腰痛
腰痛とは?
腰痛に悩まされている方はとても多いです。
日常生活で腰部の関節や筋肉に負担をかけていると腰痛になります。
特に背骨と骨盤をつなげている腸腰筋(インナーマッスル)がスムーズに機能しなくなると、骨盤が不安定となり腰痛を招きやすいです。
そんな腸腰筋を鍛えるには、適度な運動と腹式呼吸がポイントです。
腸腰筋は股関節屈曲で作用する筋肉です。
歩行の際は脚を上げることを意識してください。
普段の生活から呼吸も整えながらトレーニングを行って健康意識を高めましょう。
腰痛を放置してしまうとヘルニア、狭窄症などに移行するリスクとなります。
一度痛めてしまった筋肉は完治までしっかり治して健康な状態を取り戻しましょう。
腰痛になってしまう主な原因と
メカニズム
腰痛の原因のひとつに、「日常生活のストレス」があります。
痛みが出る原理は、「筋肉」「関節」「靭帯」が損傷して炎症が起きる→痛みの物質が出る→電気信号が脳に伝わる→痛みとなります。
電気信号が脊髄に行き、交感神経が優位になります。
筋肉の緊張、血管の収縮→血液循環不良→酸素欠乏→痛みの物質が出る流れの繰り返しによって痛みが生成されます。
ストレスがかかると自律神経の乱れに繋がり、慢性腰痛になると終わらない腰痛のはじまりです。
痛みの物質を抑制するには、セロトニンを放出するために楽しい時間を過ごしたり、適度な運動が必要となります。
意識して行動してみましょう。
やってみる価値があります。
腰痛の痛みと主な症状
腰痛は受傷箇所によって痛みが異なります。
概ね、筋肉、靭帯、関節の3つに分けられますが、筋・筋膜性腰痛は、筋肉を覆っている筋膜が、日常生活やスポーツなど、何らかの負担によって損傷し、炎症を起こして痛みます。
急性期の場合は、強い痛みで動くことすらつらいです。
放置すると痛みが慢性化してしまう可能性があります。
慢性腰痛になると関節や軟骨にまで負担をかけて、手足に痺れ、感覚異常、動かしにくい状態が続き、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症への移行も危惧されます。
そうした悪化を防ぐには、日々のストレッチやトレーニングを欠かさず行うようにしてください。
日常生活を見直して、健康な身体づくりを目指しましょう!
腰痛の対処法と注意点
腰痛を避けるには、日々の対策が重要になります。
ストレッチやトレーニング、どこをどうすれば良いかなど、わからない方もいると思います。
腰痛の大きな原因には、インナーマッスルの筋力低下が考えられます。
特にお腹の深部にある、「大腰筋」が弱って使えなくなると、骨盤がゆがんで腰への負担が増すと腰痛を招きやすいです。
そこで、大腰筋のストレッチを入念に行ってください。
腰痛への初期対応は、痛む側を上にして横向きになって安静にします。
じっとしていても痛む「自発痛」があれば、10~15分程度患部を冷やして、筋肉や関節の炎症を抑えてください。
起き上がる時は、肘や手を使って起きましょう。
初動の対処で予後が変わります。
腰痛の施術法・即効性のある治し方
当院では、腰痛施術に「ハイボルト療法」をおすすめしています。
ハイボルト療法の主な特徴は、
①筋肉や靭帯の修復。
②神経の興奮の抑制。
③筋肉の活性化(使えなかった筋肉を使えるようにする)など
痛みの物質(プロスタグランジン)を抑制して痛みの原因を取り除きます。
痛みのために患部を庇って疲弊した他所の筋肉を活性化、可動の不備を起こした状態を解消します。
インナーマッスル(大腰筋)を活性化して、骨盤の安定性を引き出します。
炎症期の後、瘢痕形成期に入ったら癒着を剥がすために、IASTM療法や筋膜リリースを行って再発防止に繫げます。
しかし、痛めたらすぐに施術することが、なにより有効な対処だと思います。
整体が向いている腰痛
不良姿勢などが原因の慢性腰痛の方には、整体が向いているといえます。
その理由は、姿勢が悪くなる原因がインナーマッスルの筋力低下にあるからです。
次のようなものがインナーマッスルを鍛える前に必要なことです。
①正常可動域を出す。
腰の正常可動域は、前屈45°、後屈30°、回旋40°、側屈50°です。
ご自身の状態を測ってみましょう。
②良い睡眠を心がける。
身体の疲労は睡眠によって回復します。
良い睡眠を取るには、お休み前にスマホをいじらない、就寝30分前には液晶画面をみないようにしましょう。
③食事の管理ですが、タンパク質の摂取が非常に大事です。
筋肉をつけるためには、体重×2gを目安に積極的に摂りましょう!
腰痛に関するQ&A
Q. 腰痛によく効くストレッチ方法は何ですか?
A. 緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効的です。
筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がり、腰椎への負担を軽減できます。
「腸腰筋のストレッチ」や「脊柱起立筋のストレッチ」がおすすめです。
Q. 腰痛の原因は何ですか?
A. 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因としては、筋肉や靭帯の緊張、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などが考えられます。
まず、身体の状態を確認し、根本原因を見極め、症状改善を図りますので、ぜひ一度ご来院ください。
Q. 腰痛になったのですがお風呂は入れますか?
A. 38~40度のぬるめのお湯をいれ、みぞおちぐらいまで浸かるようにしましょう。
おすすめの入浴時間は、20~30分程度です。
Q. 腰痛の改善には腹筋を鍛えればいいと聞いたのですが、本当ですか?
A. 改善の効果は期待できます。
腹筋が低下することで、姿勢不良になり、腰痛の原因になりえることがあります。
腹筋を鍛えることで、正しい姿勢になり、脊柱や関節への負荷を均等に分散し、腰部の安定性を向上させることができます。
Q. ぎっくり腰を再発しないためにはどのようなことに気をつけて生活すればよいですか?
A. 「座り続ける時間を減らす」「お風呂で身体を温める」「普段から運動を行う」を意識して生活しましょう。
Q. 腰痛の施術を受けるときどのような服装で行けばよいですか?
A. 動きやすい服装でお越しいただければと思います。