It’s the lower body that matters
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トレーニング
こんにちは。
院長の田上です。
今月は「下半身の筋肉」について書きたいと思います。
身体の筋肉の約7割は下半身にあります。
また、中年以降は年齢を一つ重ねるごとに筋肉量は1%ずつ減少するといわれています。
年齢とともに筋肉が減少してしまう原因には、ホルモンの影響があります。
男性は女性と比べて加齢に伴う減少の割合が高いです。
これには筋肉を合成する男性ホルモン(テストステロン)の減少が関係しているようです。
ヒラメ筋や腓腹筋で構成される下腿三頭筋は、2日間使わずにいると1%も失われてしまうそうです。
部位別の筋肉量ランキングは、1位がももの前にある大腿四頭筋。膝関節を伸展する際に使われる筋肉です。
歩くとき、椅子から立ち上がるとき、ランニングなどの日常動作でたくさん使います。
2位はお尻にある殿筋群です。
大殿筋、中殿筋、小殿筋の3つの筋肉で構成されています。
中殿筋は歩行時のバランスを司っており、筋力が低下すると、「トレンデレンブルグ歩行」といわれる変形性股関節症への懸念があります。
また、片麻痺による股関節外転筋群の緊張低下によっても生じます。
下半身をしっかり鍛えて上手に身体を支えていきましょう。