細胞 cell
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こんにちは。院長の田上です。今月は「冷え症」についてお届けします。
「温活」という言葉はご存知でしょうか?
温活とは、身体を温めて免疫力や基礎代謝を上げることです。
人間の体温は、36.5~37度くらいが平熱といわれ、1度下がると体調に変化があらわれます。
個人差はありますが、35度でガン細胞が増殖をはじめ、34度では溺れた方を蘇生できるかのボーダーラインに。
33度では冬山で遭難した方が幻覚症状に見舞われるそうです。
健康的な平熱が維持できると免疫力も高い状態で推移して、ウイルスなどに対しても強固な守りが保たれます。
深部体温が37度未満になってしまうと、免疫細胞や抗体として機能する免疫グロブリンをつくる働きが低下します。
さらにリンパ球自体の数が減少に転じれば、自ずと免疫力も低下します。
体温が下がるとさまざまな不調を誘引することがよくわかります。ここで温活の方法をいくつかご紹介します。
おへそと恥骨の間の関元(かんげん)や仙骨は冷え症改善に効果が期待できるので、継続的に温めましょう。
筋肉の大半は下半身にありますので、下半身を鍛えて筋肉量を増やせば、代謝のアップと体温の引き上げにもつながります。