秋のうつ病・不眠症対策
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季節の話
ビタミン不足解消で健康寿命アップ!
こんにちは!院長の田上です。
10月に入り、少しずつ日が落ちるのが早くなってきました。
日照時間が短くなると、ビタミンDとセロトニンが不足しやすくなります。
ビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促す働きとともに、血中のカルシウム濃度を保って丈夫な骨をつくる働きがあります。
ビタミンDが不足すると骨は脆くなり、子どもはくる病、大人は骨軟化症や骨粗しょう症になりやすいです。
ビタミンDは、紫外線を浴びることにより、体内で合成することができます。
紫外線量と血中のビタミンDの濃度には相関関係があり、紫外線量の多い春~夏は、血中のビタミンDの濃度が高く、紫外線量は秋~冬に低くなります。
リモートワークなどで外出の機会が少ないと紫外線量も減少しますので、不足しがちなビタミンDは食事などから補うようにしてください。
別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、特に大切なホルモンです。
セロトニンが不足すると、気分の落ち込みや意欲の低下、食欲が増加して過食気味になるなどの症状が出ます。
このような状態が続くと、うつ病や不眠症などの精神疾患に見舞われやすくなりますので、たまには外に出て日光を浴びましょう!